いまや言わずもがなの投手王国ライオンズ。
(出所:週間ベースボール)
狙い通りの投手王国を実現して『してやったり❕」だろう。
投手に全振りとは言わないが、執念の投手ドラフトを繰り返し、ここに至るドラフト戦略には敬服しかない。
成功も失敗もあった。多くの犠牲を払いながらも、結果としての投手王国を築き上げたのは、確かな選球眼。他社比、頭抜けて素晴らしいと思う。
黄金期からの優れたスカウティング網・システムがベースにあるのは明らかだが、黄金期の大エースだった渡辺GMならではの部分もあるだろう。
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/202002210005-spnavi
有言実行となったこのOB座談会でのナベQ発言。
唯一読み違いといえば、二桁勝てる投手が四人いて優勝争いにカスリもしなかった昨シーズン😢
どれだけ貧打だったのかと。。。
選択と集中とは、よく言うが、周りの雑音をシャットアウトして「中途半端な事はしない」ことを徹底してきた。
そして眼力に裏付けられた胆力もある。
四天王。ライオンズスターター40勝カルテットも当に四天王と呼ぶに相応しくなってきた。
平良を除き、皆、ドラ一投手。ここに同じくドライチの松本航が漏れるのは惜しいが、それだけハイレベルだし、そんな球団はライオンズを置いて他にないところは、もっと評価され注目されるべきだろう。
誰がどれだかは、好みに任せますが、この四人のトータル勝ち星が、40から50になり60に届くかという所まで行けば悲願の優勝は掌中に。
然し、この分厚い投手陣を持ってしても防ぎきれるか?
と言った他チームの戦力アップがあると思っている。
戒め🐖加入のソフトバンクの重量打線、オリックスの高い総合力、日本ハムの素材の力が引き出された時の爆発力。。。
ライオンズは、野手が去年のままなら、投手陣が3〜4点に抑えても勝ちきれず、個人もチームも勝ち星が伸びずに、去年の単純再生というような事になってしまう懸念も抱いている。
どれだけ先発陣が充実しようが、メジャーのスターター級で力で捻じ伏せる事が可能ならいいのだが、『上の下』みたいな先発を幾ら揃えたところで、レベルの高いパ・リーグでは、結果は芳しくないことも当然予想される。
ライオンズ先発四天王が、更に一皮二皮向けて来ないと、言うなれば『由伸、千賀級のコマンド』が発揮出来ないとライオンズの優勝は見えてこないだろう。
僅差のまま、レオ貧打線が、相手の充実セットアッパー陣に抑え込まれ、或いは僅差を逆転され逃げ切られた負けパターンも多かった。
そういう意味では、増田も平井も何処かに追いやられてしまうのでは?というようなリリーバー陣の充実もホントに頼もしい。
個人的には、甲斐野と、そして甲斐野が新星の如く現れた時のような活躍を、ドラ2の上田がやってくれそうな期待感で一杯ですね。
新加入のアブレイユとヤンがワイルドカード的な存在にすら思える程の、ブルペンの充実。
ここでも、長いペナントレースを勝ち切る態勢は整ってきたと言える。
本当にオープン戦〜開幕が待ち遠しいですね❕