既に至る所で語られているが、ライオンズの2024年シーズンのスローガンが決定した。
ライオンズの、全般的なマーケティングセンスは悪くないと思うのだけれど、個人的には、そのコピーセンスには毎年🤔🤔🤔となる私…。
そして、そのお披露目に呼ばれた人々に、球団の厳しいメッセージを感じてしまうのは私だけではない筈だ。。。
更に、この共同「書初め」作品を見て脱力したのも。。。
選手が書きゃいいってモンじゃなく、書道家にバシッと気合いの入った達筆で、今シーズン、このスローガンで頑張ります❢って儀式にしたらいいのに、
笑いを誘うこの絵。。。『締らない』ことこの上ない😢
福笑いじゃないんだから〜。
松井かずおさん
就任二年目。
監督ルーキーイヤーから、采配を疑問視され、批判されること数多。
二年目、ファンもフロントもそのカントクとしての手腕に向ける目は、厳しさを増す。
采配の拙さは、1年目ということや、そもそも大した補強の援助もなく、加えて頼りにしていた戒め🐖の、ほぼほぼ『全や』状態では、まぁ、結果的には仕方なし、でしょう。
一方、今季はそれなりの補強もしているし(その成果次第ですが)、厳しく現場のトップとしての手腕を問われる一年。
当に「やるしかない」。
「やれば出来る」のかは、知らないけど、このスローガンは、先ず持って監督さんに向けられた言葉であると受け止めたい。
ベッケン
いつまでもムードメーカーの置物というワケにはいかない。
そもそも山川おかわり樣の跡を嗣ぐ事を期待して獲得したドラ1野手の大砲候補。
今季花が咲かなければ、今シーズン末は厳しい待遇が待っていそう。。。
↓ ベッケンと戒め🐖さんの成長軌跡の比較
同じ大卒スラッガー候補としてのベンチマーク、戒め🐖さんとの比較で見ると驚くほど傾向が似ている事に気づく。
1年目でお披露目の後、二年目が屈伸期間とも言える我慢の時期で、戒め🐖はブレイクスルー前夜の3年目に二桁ホームランを達成。一方、ベッケンも同等以上のチャンスを与えられたが、投高という事情を汲んでも、本塁打、打率共に、かなり物足りない。
そして勝負の四年目、戒め🐖さんは、見事なブレイクスルー。
果たしてベッケンや如何に⁉
岸
消えない天才たり得るか、いよいよ、もう後が無い。
甲子園を沸かしたスターだろうが、そんなのは掃いて捨てる程いるプロの世界。
本当にプロとして輝けるか? その片鱗を少しだけ見せてくれているだけに、ここ二年の足踏みは何とも歯痒いですけど、若林と並び、好きなドングリの一人で、今年はなんとか大樹に成長して貰いたい。
守備でも非凡なモノを見せ続けている岸。
才能はピカ一。二割トビ台の打率で低迷する選手では無いように思うのですけど買い被り過ぎでしようか。。。
田村
ようやく、リリーバーとしての才能を開花させつつあった昨シーズンのタムイチさん。
然し投手王国が完成した感のあるライオンズのチーム内競争は、甲斐野の入団で更に激化していて、増田や平井もどう使っていくか?という位に右腕リリーバーが座れる「シート」の座り心地は、酷いものになるだろう。
その中を勝ち抜く為に、何が必要か?
傍目にも、ちょっと見当がつかない。どういうアプローチでその席を狙っていくか?
投げっぷりだけでは限界があろう。
年齢的には、もう球速アップでもないだろうから、コントロールの精度を高めることと球種を増やす方向?
岡ちゃん
酷い膝の怪我での大手術を経て、全く実戦から遠ざかっている岡田雅利 34歳。
(出所:Full Count)
人柄と捕手という特殊なポジションとその実績から支配下で居続ける事が出来ていると思うが、今年がラストチャンスだというのは、大方の見方が一致する所だろう。
今季の後半、復活して何らかの爪跡を残さないと、選手岡田の姿を見られるのは今年限りかもしれない。
五者五樣に、勝負の年。
『やる獅かない』の意気込みを、しっかり実らせて、チームのペナント奪還に結び付けてほしい。