嵐の予感のポストシーズン。
阪神が優勝してロッテが劇的CS滑り込み。
あの下克上が吹き荒れた2005年が帰ってくる?
野球から離れてた時でもあり、あまり印象はないが、WBCの余韻と「星野仙一、負けたなぁ」ぐらいの感じのシリーズだった。
今年、ロッテが日本一になったら、間違いなくMVPは埼玉西武ライオンズだろう。😂
堂々たる負けっぷり
前にも上げましたが、千葉ロッテマリーンズ🆚埼玉西武ライオンズの対戦データ。
ここに残酷な迄に「ベンチワークの差」がくっきりと現れているのは、紛れも無い真実だろう。
これで、勝敗はライオンズの9勝16敗。
「逆でしょ」とまでは言わないが、せめて五分には持ち込まないといけない数字。
味方は打てず、敵にはワンチャンを確り活かされ失点、そしてまた打てないで終わる。。。
吉井とカズオさんの『能力』差以外の何物でもないこの結果(選手の能力にこの両軍で差がここまであるとは到底思えない)を真剣に真摯に受け止めて、来シーズンこのカードをどう克服していくかだろう。
哀しきド貧打
核のないチョ貧打線。
パテレのボードを見て改めて愕然とした。(知ってたけど。。。😢)
山賊時代を懐かしんでも仕方ないが、ライオンズの選手がだーれも出てこない、この惨劇。
山賊謳歌の時代からたったの四、五年。フロントが怠慢で投資や防衛戦を怠れば、ここまでチームは壊れるのかという悪いお手本。
ヤバいを通り越して、もう嗤うしかない。
マウンテンリバーの責任は、本当に重いが、ここに彼が名を連ねていたとしたら、来年、ここにソフトバンクの選手が一人増えるだけのことだったワケ。
自分達が、そういう球団だということを、どれだけ、親会社さんは考えているのだろう。
本当のスラッガーやエースは誰一人として囲い込めない。
その真因に、頬かむり、見て見ぬふりして20 年?
打線テコ入れの劇薬
山川穂高の去就について言えば、親会社のつまらない糞の役にも立たないコンプラ重視なんていう口だけのプライドは、脇に置いておいて、ライオンズ塩漬けの刑に処し300号、400号打たせ悪役スターとして開き直りの更生をさせ、”純”な復帰反対派を『已む無し』というスタンスに変えさせて欲しい。
前にも言いましたが、この件では心底ガッカリしている者の一人です。
娘を持った身で、人様の娘にいかがわしい不純性交遊が出来る時点で人間性は●ズだ、という人物評価が自分の中では確定している。
しかし、プロスポーツに夢を追うのは自由ですけど、所詮、現代版ローマ帝国の『パンとサーカス』の”サーカス”なんですよ。
そうした醒めた「割り切り」も必要。サーカスである以上、
ホームランが出なけば楽しくない。贔屓が勝たなきゃ楽しくない。
現代版高級”剣奴”であるプロ野球選手に、どこまで聖人君子性を求めるのか?
一本ネジが外れた人間性故に、とてつもない活躍が出来るという側面が、プロ野球に限らず色んな特異能力を求められる領域では、間違いなくある。(だからって犯罪を犯してよい訳ではないし、犯罪性は否定されている)
勿論、人格的にも立派なスターもいて、それはそれで素晴らしいこと。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202310110001388.html
そして子供の教育上も良くないとかの言い分にも、両面性がありますね。
あんな事をしちゃだめだという反面教師としての有用性、そして、そんな人でも立派に更生出来るのだという姿を見せること、それをサポートする事(勿論、更生不能のクズも存在するのだが、山川はそこまでの悪ではないと信じる)こそ、「教育」ともいえる。
活躍さえすれば、何をしてもよいとう事ではない。
彼は、もう既に愚行に対する十分な経済的罰を受けた(SB入りの逸失利益はウン十億円)と言えるし、プロ野球選手にとって最も貴重な『時間』という財を失って、代償はプライスレス。
ライオンズファンのなすべきは、そんな彼をこれ以上責め立てる事ではなく、寛大な心で赦し、如何に来季の勝利に貢献させて行くことが出来るか、ということに尽きると個人的には感じている。
ライオンズの立ち位置
遥かな彼方の22.5ゲーム差。
オリの一人舞台である一方、ライオンズにすらCS出場の目は、9月の終わりまで残されていた団子状態のパ・リーグ。
ザクっと独断と偏見で分解してみると。。。
下から眺めると、CSまでの5.5ゲーム差が、監督ファクター(増田劇場ファクターはここに含めない)かなあ。。。
増田劇場(抑え崩壊)ファクターが3ゲーム、
本拠地ファクター(本拠地で選手が疲弊してしまうという哀しい現状)が、5ゲーム。
見るも無惨な貧打ファクター(ここにはマウンテンリバーさん不在ファクターも含む)が10ゲームと言ったところか。。。
そう、哀しき弱小球団は、過酷な気候変動真っ只中、アソコを本拠地に戴いているだけで5ゲームのハンデを他球団に比べて背負っているという事だと思う。
全く根拠レスな肌感覚でしかないが、カズオさんの指揮官としての覚醒や、マウンテンリバー再投入、若手の成長、ドングリ問題の発展的な解決と言った貧打線改善等の奇跡が起き、オリ側の『由伸ファクター』が3ゲームぐらい働いたとしても、解決しようのない本拠地ファクターの為に、優勝には手が届かない、そんな厚い『ベルドの壁』が立ち塞がる来季なんだろうなあと。。。
ところで
屋外球場で余計なハンデなど負っていなかった、AKDのあの輝かしい時代は二度と戻ってこないのか。。。
黄金期に完成されたライオンズの王者のDNAは、絶えることなく球団に残っている筈。その片鱗は優秀なスカウティング能力などに表れている。
それを再点火させるのは、親会社のやる気(チーム強化の工夫とカネをかける覚悟)次第だろう。。。