朝からザック・ニールの引退の報が飛び込んで来た1月25日。
氏のインスタをフォローしているので、スマホをチェックしていたら、投稿が目に触れビックリ。
引退に当たっての想いを、ニールらしい細やかさをもった、そして実にアメリカ人らしい文章で綴られている。
As an athlete there inevitably comes a time when we decide to play no more. That time for me is now. I am so grateful for the last 14 years of being able to play baseball for a living. My baseball journey ended up being more than I could have ever imagined. From playing in the Big leagues to living in Japan for 3 years. These memories will last a life time and I will always look back and smile. Thank you to my wife, family and friends, who were always there for me through the ups and downs. To my teammates and coaches, thank you, it was an honor and pleasure to play alongside you and I am so appreciative of the relationships with so many great people I have been able to build.
I’m so excited to be home and transition into my new position as Dad. I have some making up to do for all of the lost time away. I have always lived and played by the thought of “you never know” so whatever it is you’re doing; keep going and striving for your dreams. That’s what helped me be great and something I will take into my next chapter of life. I retire full of gratitude and perspective and am one lucky guy. Thanks for following me on this amazing journey.
- Zach
功労者
奇跡と言える2019 年の連覇の一番の立役者だと思っている。
浅村が、あんな形でいなくなり、加えてようやく真のエースに育った雄星がライオンズをメジャー挑戦卒業していった。
正直、この年、優勝出来るとは思わなかったが、それを可能にしてくれたのは、紛れもなく、救世主として彗星の様に現れた『助っ人』だった。
日本デビューは、ほろ苦いもので、初戦こそ勝利したものの（怪我もあったんですね！)二軍落ち。
しかし、見事に日本野球にアジャストする事が出来、一軍復帰後、球団新の外国人投手11連勝の偉業が、即、奇跡の逆転連覇に繋がった。。。
『何故、ここまで活躍出来るのか？』と思う、傍目には不思議な投手だったが、動くボール系（ツーシーム)中心の、打たせて取るタイプ=ゴロピーが、ライオンズの強力な二遊間にマッチした成功要因だったのだろう。
開幕投手の栄誉
2019 の無双の働きもあって勝ち取った開幕投手の栄誉。
慣れられた面もあって、一年目の様な快刀乱麻の活躍は出来なくなり、秋山翔吾もメジャー挑戦卒業で遂に山賊打線が消え去ったこの年、援護も薄くなったのと相俟って、周囲の期待に添えなかった二年目。
ハングリーさが失われた感も否めない？
コロナ禍
愛する家族（お子さんも生まれたばかり)と離れ離れでプレイする事にもなり、外国人にとってはコロナ以上に辛い（本人も濃厚接触の疑いで広島からタクシーで帰った、なんて逸話もありましたね。。。)中、まさにボロボロとなってしまった三年目。
下（下半身）から弱くなってしまったのか、得意のツーシーム（シンカー）は高めに浮く事が多くなり、痛打される場面が目立ち、シーズン通じて復活する事はなく、結局、日本でのプレイは、三年で幕を閉じた。。。
（出所:本人instagram)
メジャーでも、あのアスレチックスが拾ってくれ登板機会も得たが、そのチャンスを掴む事は出来ず、マイナー暮しに明け暮れ今回の『引退宣言』となった。。。
アスリートはいつか必ずこの日が来るものだが、応援していた選手がフィールドを去っていくのはいつも寂しい。
ニールを目の当たりに、見たのは2019優勝を決めたZOZOマリンスタジアム。
懐かしいなぁ。。。
日本🇯🇵を、そしてライオンズ🦁を愛してくれて
『あざーす』
書かれている様に、一人の父親に戻って、まずは、ゆっくり家庭人として休み、第二の職業人生でも頑張って欲しい。
（出所:本人instagram)
そして、彼もれっきとしたライオンズOB、そして紛れもない優勝の立役者として、ライオンズの歴史に名を残した選手、胸を張って野球人生を振り返られることだろう。
そこに人種も国境もない。
これからも一ファンとしてライオンズをアメリカから応援して頂きたいですね！
ありがとうザック❗️
— まるる🐼⚾️Ｌ89🦁やる獅かない‼️ROAD to WIN✨ (@leo_boat) 2024年1月24日
ベルーナには貴方の名前は刻まれました😁 https://t.co/B3m04X9sJG pic.twitter.com/Lv7QBUCLcp
