投高打低の似た者同士の試合といえば其れまでだけど、何ともまぁ、塩辛い試合続きのこの二連戦よ。。。
鮮烈のデビュー
(出所:OTTOで)
棚からボタ餅とは言わないけど、相手がモタモタしているうちに、勝利が転がり込んできたのか盤石の投手陣がワークしたからと言うべきか、評価は難しい気もするが、チュニドラさんとて、力が落ちる投手には、それなりに牙を剥いていたので、やはりライオンズの投手陣(一線級)の人達が素晴らしかったという事なのでしょう。
試金石は、週末からの金満軍団三連戦ですね。
屋根付で中止の心配はないですから、じっくり腰を据えて『因縁のカード』をオープン戦とはいえ勝越して貰いたいです。
ゴールデン・ルーキー
話を試合に戻すと、期待のドラ1ルーキー、武内夏暉の、期待を裏切らない素晴らしいピッチングが光りましたね!
左腕で154km/hを連発とは🤩
佐藤隼輔でも、一年目はその領域に達していない。
恵まれた体格とフォームから、内海と楽天に身を売った某I氏を二で割った様な(タイプは全く違うのですが)投げっぷりです。
抜群のコントロールはプロで何年もメシを食っているかの様な老獪さすら感じます。
噂に高い魔球が結果を出している姿を初めてマジマジと見ましたが、左腕が投げるツーシーム=高速シンカーとしては既に日本球界No.1だと思いますね😁
豊富な投手ドラフトの中、それでも三球団競合したのは、それだけの逸材という事。
前にも言いましたけど、ココぞと言うときに『良い投手』を引き当てる、『持ってる』球団ですよね。
松坂、菊池、隅田、そして武内。
やっぱり、武内夏暉さん、ホークスなんかじゃなくてライオンズに入れよ、と野球の神様が微笑んだと言う気がします。
ナイス・ピッチでした!
これで、開幕ローテーション入りを50%ぐらい確実にしたのではないでしょうか?
引き立て役
引き立て役、と言うと言葉が汚いですが、武内と好対照に、持てる力を出し切れなかったのか、それともこの程度の力なのか。。。
このままでは、開幕ローテ入り、ほぼ絶望の『足切り』でしょう。信用出来るボールがなく、コントロールもアバウト。
セットポジションで落ちる球威とキレの悪循環。
オープン戦初戦、先発予定の #渡邉勇太朗 投手。
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) 2024年3月7日
先発ローテーション入りに向けて、どんどんアピールしていきましょう!#埼玉西武ライオンズ #seibulions #オープン戦 #やる獅かない pic.twitter.com/KzaDZs4ivu
図体は大きくても、思うように球速がどうしても上がらないのなら、本田圭佑という、よい手本がいると思うのですが、若くて大きいんだけどストロング・スタイルは『無理』と腹を括って方針転換を図る、悟り時が来たのかも知れません。
燻し『銀』仁朗
ルーキーの持てる力を遺憾なく発揮させた好リードと、先制打。
GMが言うように、間違いなく普通に『戦力』として期待され、その通りの活躍、当に燻し銀の様な、渋い光を放つ活躍。
ピンチのあとにチャンスあり!#炭谷銀仁朗 選手がライト前へ打球を放ち、#外崎修汰 選手が一気に2塁から生還です!#埼玉西武ライオンズ #seibulions #オープン戦 #やる獅かない pic.twitter.com/9TVtJoriQX
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) 2024年3月13日
ピンチを救った牽制刺殺も、銀仁朗のサインをさとは。。。
攻守に遺憾なく活躍。地味にライオンズ悲願の日本一返り咲きへのラスト・ピースかも。
よくぞ、戻って来てくれました!