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Patriot's Ball Park

ただの埼玉西武ライオンズ&塾野球部ファンの独り言 

二匹目の泥鰌も大物

今井の怪我の功名?(と言ったら今井に失礼だけど)で巡ってきた千載一遇の先発チャンス。

隅田に続いての好投&勝利を、とても期待してましたが「プロはそんなに甘くない」「夢見てるんじゃないぞ」との心がサイドブレーキを引く。

自ら期待値管理を低めに設定して臨んだ札幌ドーム戦

黄金新人左腕ツインタワーの一角は、そんな不安を杞憂に終わらせてくれました‼️

 

快投ではなかった

札幌ドームのマウンドが確かに見るからに合わなそうで、自慢のストレートは130km/h台後半で、しかも制球難。

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(出所:スポーツ報知)

 

それでも広い札幌ドームの利点を十分に活かしたフライアウトや驚きのピンズドみの三などで凌いでいく。。。

解説者も言ってたけど、球速表示と体感速度のギャップが、このルーキー(チーちゃんも) にはあるんですよね。

オールド・ファンに懐かしい、サウスポーの巧投手、阪急ブレーブス星野伸之さんの130km/h前半のストレートが「速く」見えるのとは原理が違うんだけど、日ハムの打者達が間違いなく振り遅れたり、ボールの下っ面しか叩けないリアル。

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やはり、只者ではない。

スライダーとチェンジ・アップしかなくても何故か抑えちゃうsomething magical が、この子の投球(ファスト・ボール)にはある。

 

苦労した分、球数が多くなり、五回を投げきり「勝ち投手の権利発生」で降板したが、それでもオープン戦のヤクルト戦から続く無失点という結果は、凄いの一言

ビッグボスの陽動作戦(コケオドシ😂)にも惑わされず平常心を保ち、不慣れな敵地マウンドも短時間でアジャストしてしまう。。。

コレはもう、教えられて出来る事ではなく、持って生まれた投球センス(頭の良さ)なのだろう。

「新人王」を公言するのは伊達じゃない。

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二匹目の泥鰌も大物だった

プロ野球史上も珍しい神ドラフトになる可能性は十分ある。

他球団の羨望と怨嗟の溜息が聞こえてくる😅

 

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(出所: 日刊スポーツ)

辻さんも、ルーキーの親(祖父?)孝行には目尻が緩みっぱなしですね。 

tv.pacificleague.jp

チーちゃんもそうだが、家族を語る二人の家庭の素晴らしさと育ちの良さが伺い知れますね。シュンシュンとでも呼ばせて貰いましょうか😊

 

万全のバックアップ

このThe other golden rookie の初登板初勝利を全身全霊でバックアップした先輩獅子たちにも痺れました。

 

#1 栗山巧

「絶対打ってやるからな」と、若手投手を勇気づける事は有名だけど、今日もきっとそうだったのだろう。

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(出所: パリーグTV)

お膳立てされた場面でキッチリと仕事をこなす姿はお見事としか言いようがない。

その言葉の重みも昨年、名球界入りを果たした今、更にミスター・ライオンズこと「骨」の存在感は重厚みを増す。

あの追加点は、今日の試合を方向づけたと言ってもいいくらい重い一点。

山川の一発で終わっていたら、上沢が尻上がりに追加点を許さない展開になったろうから、流石の佐藤も一点差では痺れてこう上手くは行かなったかも知れない。。。

 

#3 山川穂高

最初のピンチでマウンドに駆け寄り、佐藤の右肩を揉んで一声かけていた。

表情に"先輩"の自信が満ち溢れていた。

今年の山川はやっぱり違うと思ったら、この大仕事。

佐藤も隅田もプリケツ打法痺れっぱなしの事と思う😇

 

#5 外崎修汰

仕留めたのは栗山だが、今日一番の渋い仕事をしたのはトノだと信じて疑わない。

あの内角に抜けたチェンジアップを絶対に進塁させる❗️の執念の右打ち。

苦手・上沢相手に自分の出来る事に徹したトノの今年は一味も二味も違う。

 

#53 愛斗

オリ最終戦では、らしくない拙守を連発して可哀想な程、肩を落としていた愛斗。優しいチームメイトの励ましもあって復活。今日は見事に二犠打を決め、地味ながら活躍。貴重な中押し点をサポート。守りも復活して佐藤をよく盛り立ててくれましたね。

 

#11 森友哉

立ち上りに、苦しむ佐藤をリードで引っ張り、自らも援護点に絡む活躍。

もう誰しも感じるところだが、山川と森が打てばライオンズは強い❗️

森にとっても、このゴールデンルーキー左腕二人の開幕初登板初勝利の快挙は、我が事の様に誇らしく、思い出に残る出来事に違いない。

 

それにつけてもライオンズ、ファンの贔屓目ではないが、益々本当に素敵なチームだ。陽キャ集団でタレント揃い。助け合い励まし合うチームワークも抜群。

ルーキー、若手、中堅、大ベテランが和気藹々と有機的に機能し合い、横綱相撲=「強豪野球」を繰り広げている。

これが昨年ドンケツに沈んだ球団とは。。。

 

チーちゃんが、先輩達がカッコ良すぎて…。」と可愛らしい感想をアップしていたが、佐藤とてきっと同じ思いを持ったに違いない。

 

好調ライオンズではあるが、目一杯感がまるでない。「未完の底知れなさ」を秘めているとさえ言えそう。

まだ本来の「三本柱」での勝利はなく、調整&回復が順調そうな幻の盗塁王・若林がいて、平良は未だ試運転状態、期待出来そうな新外国人達が調整をしながら下で活躍の時を待っている。そして今井が満を持して復帰してくれるであろうこと。。。

ガチで戦力が揃ったライオンズがどこまで強くなるのか

楽しみしかない。

 

今季・初現地はソフトバンク戦を入れました😊

首位攻防戦ですね❗️