平成の怪物・松坂大輔。
甲子園のヒーロー多しと言えど、投の松坂大輔、打の清原和博というのは、今後、どれだけ野球の歴史が続いていくか知らないが、超えていく事が難しい存在だと思う。
(松井秀喜を挙げる人もいるし、江川に決まってるじゃないかと言う、上の世代も多い事は、承知)
自分が目の当たりにした存在で言えば、やはりこの二人なんですよねぇ。
甲子園というショーケース?いや、稚魚の溜め池の中で悠悠と泳ぐ鯉の成魚の様な存在。
その二人がライオンズ(希望もしてなかった)の選手となったのは、これは天の思し召し、天の配剤としか言いようがない。
ライオンズで過ごしてくれた日々は、ファンにとっては正に宝物だった。
このレジェンドを二年連続でコーチとして呼ぶ意味と意義は何なのか、ちょっと考えてみる。
とこで、怪物といえば…。
ひょんなきっかけでApple music からDLして、今、ハマってます。。。
もうヘッドコーチ自体が、単なる一ファンの様に舞い上がってしまっている様に傍目には見える。
それくらいの、偶像なんですよね。
ダイスケ・松坂って存在は、野球をする者にとって。
メリット(効用)
たった4日間の滞在で、ワンポイントレッスンした所で、何かが劇的に変わるという事はない。
例えば、正念場の松本航に、伝家の宝刀・スライダーを授けられる筈もない。
また本職の豊田コーチだって、接し方によっては穏やかでない(双方、そんなチンケな器でない事は十分承知だが、教えている事、方向性にコンフリクトを生じる事は有り得る)
/#南郷春季キャンプ
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) 2024年2月13日
第2クール3日目ダイジェストを公開!
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今年初めて打撃投手を務めた #隅田知一郎 投手。
終了後はブルペンでも投球し、その様子を #松坂大輔 臨時コーチが見守りました!
▼動画全容はこちらhttps://t.co/Ur9ffdZdRs#埼玉西武ライオンズ #seibulions #やる獅かない pic.twitter.com/uIdKRIIySI
そのリスクを認識しつつも、彼を呼ぶのは何故か?
ナベQさんの、ダイスケの全て(経験・技術・実績と人間性)への全幅の信頼なのだろう。
ダイスケという ”現人神" がアイコンでなく、そのものがやって来てくれて直に、御言を自分に発してくれ、触ろうとすればさわれる距離感で、そのオーラを感じ、悩み多き投手達が持つモヤモヤ感の一つでも吐き出して、それに対するコメントを貰える。
要するに霊験あらたかな神社仏閣へお詣りして精神の安寧を得るのと同じ。
これが、ワンシーズン、ベタで張り付き指導を得る、専属コーチが現実生活での師匠であるのと異なる。
教祖様でもなく、野球小僧達の神そのものに見守られ、励ましとお褒めの言葉を頂く。
それは勇気百倍、何物にも代え難い自信になる。
隅田知一郎の侍JAPAN入りの報が飛び込んできたが、彼の表情を見ていても、それは痛切に感じますね。
ゴールデンルーキー、武内も。
ローテーションに加わる、と他ならぬダイスケ神から言われれば、不安で一杯のルーキーも、超一流のプロのレベルで見てもそうなんだ、と確信を以て臨める。
技術論ではなく、メンタルな部分の効用を求めてのダイスケワンポイントレッスン企画であり、昨季のスターター達の躍動を見れば、それは大いに効果を挙げていると評価してよいのではないか。
【密着】ここだけのこぼれ話もたっぷり約60分!松坂大輔臨時コーチと過ごした4日間【2024南郷春季キャンプ】 - YouTube
来春も是非お願いしたい!
そして来春は宮崎でお会いし、サインを頂戴したいですね!!