ありがとう平成の怪物(中編)
平成の怪物も、西武入団後、その素質の片鱗は見せたものの、本当の意味で開花はしていなかった様に、遠くから見て思っていた。。。
日本シリーズの大舞台で、ライオンズ黄金期のエース格の「柱」達が見せたような、血沸き胸踊る様な活躍を。
プロローグ
1998年🆚横浜ベイスターズ
【西武】松坂大輔の運命を変えた? 1998年の日本シリーズ | 文春オンライン
日本シリーズでは大敗しましたが、ドラフトで松坂意中の球団であった横浜を退け、獲得。
因縁めいたものを感じましたね。
挫折と栄冠
そして2002年、プロ入り4シーズン目で脂が乗って来た若獅子・大輔。
意気揚々と臨んだ筈でしたが、完全に力負け。
個人的にも久しぶりに日本で観るライオンズの日本シリーズで楽しみにしてたのに、
これは見ていて痛々しいを通り越していた…。
お祭り男清原、松坂から看板直撃ホームラン 2002日本シリーズ - YouTube
ヒーローインタビューの清原の歯がボロボロなのが今となっては何とも…。
悲しきダーティー・ヒーロー
だったのかも知れませんね
西武OBの超大物、清原に第一Rでキツーい一発をかまされて沈んだ…。
これは、象徴的且つ、この後のシリーズ展開を暗示する致命的な一発でしたね。
超巨大戦力を有する巨人の前に平伏した、ただそれだけなんですけど、その超大国を捩じ伏せる事を期待させるだけのポテンシャルが大輔にはあったので残念でした。
そして2004年、日本シリーズの🔥リベンジ🔥は、宿敵・讀賣ジャイアンツではなく、中日ドラゴンズ。
甲子園春夏連覇の絶対王者・超エリートの松坂の野球人生の中で、どうしても取っておかなければならない日本シリーズのチャンピオンリングに手が届いた。
しかし、一勝一敗という不完全燃焼、最低限の役割に止まり、MVPは二勝の石井貴に持っていかれましたね。
運命の女(ひと)
Femme Fatale
そして松坂の運命の歯車⚙を大きく方向転換させた?ご成婚もこの年の暮れ。
日テレアナウンサーの柴田倫世。
慶應卒の才媛。短期留学経験もあって、この時期、イチローや石井(一)など、メジャーを目指す選手の「嫁取り物語」の鉄板路線のようでしたよね。
今思えば、やはり、この結婚が人生最大の転機だったと拝察します。。。
紆余曲折、遂に念願叶ってゴール・イン。
付き合い出したのか2000年頃でフライデーされて一回別れたとか、何とか。
本読みましたよー。↓
その辺のアレヤコレヤ、詳しく書かれてる。奥様にも大輔さんにも、好意的にね。
ワリカシ、長い春でしたね。
柴田さん、幼い頃に歯科医だった父を亡くし、苦労されたかと思えば、そうでもなく何不自由なく育った様に見えるんですよね…。
女性は子供が産まれると変わるし、子供を通じた自己の実現に執着する様になりがち。
メジャー・リーガーとなり、ボストンでの生活が快適となると、
「亭主元気で留守がイイ」
宜しく、松坂の単身赴任となった、このペアの生き様は、ゴシップ大好きちゃん、かくあるべし君といった、巷間の「評論家」達の格好の餌食になってしまった。
人の家庭は人それぞれ。他人が口挟む事じゃないんですけどね。
日本人の良くない所だと本当に思います。
と言っておいて😆、私見を垂れちゃうと、
海外志向の強い女に振り回される事はありがち。また、女手一つで育った事による父性や父権に対する価値観の違いってきっとあるのでしょう。。。
お人好しの🐒孫悟空🐒は、お釈迦様(年上のお姉さん)の掌の中で転がされ = ヒット&アウェイ(ラン)で、いいように焦らされ、いつの間にやら、したたかなお釈迦様の青写真通りになった?
いや、一応、メジャーで一定の活躍は出来たしメイク・マネーしたのでそれは不適切な表現ですね。。。夫婦の立派な共同作業かと。
It's your own choice
日本を巣立つ前までは、それで良かった。
私の最もリスペクトする、国際舞台、WBCでの松坂大輔は、彼女と付き合いゴールインしなければ、きっと違う姿になっていたと思うから…。