愛斗の現役ドラフト移籍を惜しむ声が巷に溢れる。
見当違いと言われるかも知れないが、内野と外野の差こそあれ、右の長中距離砲として、第二の浅村となる事を真剣に願っていた。。。
(何となく本人も、そこを目指したくて藻掻いていたのではないだろうか。。。)
やはり、その良過ぎる性格と人柄が、プロ野球選手としての成長阻害に影響している懸念は否めない。
後輩や同僚からのコメントを聞くとね。
浅村や森のFA移籍では、全く聞こえてこなかったような声、声、声。
(出所: 隅田知一郎Instagram)
(出所:佐藤龍世Instagram)
どれもこの愛すべきキャラクターを称え惜しむものばかり。
繰り返すが、人を押しのけても自分が出ていくという、強かさと覇気がなければ、令和の時代であろうがプロスポーツで大成するのは難しいのだと思う。
そういう事だよねと、愛斗のこの2年の伸び悩みを見るとそう感じざるを得ない。
バットを短く持ったら打てる様になった、とか、人に言われてやっている事に一喜一憂しながら、結局短く持った分だけ外のスライダーにバットが届かないみたいな、、、笑えない結果に。
そして長続きせず、結局、元に戻り低空飛行。
勿論、浅村の抜群のバッティングセンスが成せる技だが、あの迷いのないフルスイングに滾る自信と『読み』。
愛斗には、結局全く到達できない境地だった。。。
18.44mの間の駆け引きと騙し合い。
善良な精神の『良い人』愛斗を罠に引っ掛けて討ち取る事は容易かったのだと。
捕手出身の中島や、メジャーリーガー投手の吉井にとっては与し易い相手に違いない。
事実、ロッテキラーだったのは去年までの事だったように思う。
そうそう、吉井が投手心理から紐解き、愛斗を『魔改造』してくれ、右方向にも長打が打てるミニ・浅村にしてくれたら、この現役ドラフトは大成功だろう。
他球団、しかも同一リーグに移る選手の成功を、こんなに祈る事は初めてかも。
それだけ、愛斗という稀有な善人・キャラクターに対する、想いと、あのいつだって身体を張って投手を護ろうとするガッツ溢れるプレイぶりに魅せられた感謝の気持によるものかと。
ウーアイの新たな旅立ち
ウーアイが同時にライオンズを去る、あの二人で楽しそうなサイレンポーズの交換や、ジャンピングでの体当たりをもう見れないと思うと、ライオンズが次のステージへ行き、愛斗が選手としての栄華を掴む過程としては、仕方のない事とはいえ、寂しい。。。
台湾と千葉が活躍の場となる二人だが、ライオンズでの輝き以上に、輝く存在としてキャリアの後半戦に一花も二花も咲かせて欲しいものです‼️