イチローと松坂の「奇妙な友情」が、巷で持て囃されている。
彼等の間でだけ、分かり合える何か
を側で見ていても感じざるを得ない。
それは何か❓
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/
(出所: スポニチアネックス)
✅超一流の野球アスリートとしてのお互いのリスペクト。
✅パ・リーグで鎬を削り戦ったシンパシー。
色々あるだろう。
でも、アマ・プロ通じて、同一チームでプレイ(所属)したこともない、二人の絆を決定的にしたのは、あの"2006年WBCの激闘" だと勝手に思っている。
そして"2009年の戦い"と栄冠も。
イチロー
イチローも松坂も、共通して言えるのは「地頭の良さ」野球以外の道に進んでいても、そこそこの成功を収めていたのではないか?
「世界一」になってやる
日本球界の発展の為、敢えて火中の栗を拾った 王監督を男にする。(ご存知の様に王さん、この時の心労もあってか胃癌を患われてしまいましたよね…)
その男意気に感じ、メジャーから馳せ参じ、「孤高の求道者」的存在から「頼れるリーダー」となり、必ずしもベストとは言えないオール・ジャパンのメンバー達と心を通わせ、絶体絶命の死地から蘇り、鮮やかに第一回大会の映えある王者となっていく…。
2006 WBCのDVD📀は、私の一生の宝物だ。
本当にドラマ、ハリウッド映画の様ですよ。
オーバー・ラップするのは「アンタッチャブル」のラストシーン。
アル・カポネの脱税を暴いて投獄に成功し、チームは役割を終えて名残惜しくも解散していく。。。
エリオット・ネス(ケビン・コスナー)がイチローで、ジョージ・ストーン(アンディ・ガルシア)が松坂、ジム・マローン(ショーン・コネリー)が王監督かな😊
世界一の大仕事を終えて、大塚とイチローだけナインと別れる、あの切ないシーン。
(イチローを労う辻さん、若っ❗️然し、昭和ファッション🤣)
「男達の想い」は、2009年へと紡がれていく。
大輔
WBCと言えば松坂大輔、松坂大輔と言えばWBC。二大会連続のMVPなど100年は出ないのではないか?
国際大会への秘めたる熱い想い。
イチローとのそれと、語らずとも共鳴し合い、最高のパフォーマンスとして現れたのではないか。
一流は一流を知ると言葉で言えば簡単だが、まさに世界の舞台で、それを確かめ合った二人の間に二人しか解り合えない「何か」が芽生えたのは間違いないだろう。
正にキヨの言う通り。松坂を初めて現地で見た時のストレートの「手元で伸びる感」は異常でした。同じ148km /hでも、後に投げた西崎のソレとは全く異質で「そういう事だよね」と素人ながら腹落ちしたものです。
腕も折れよとばかりに、制限投球数を全力で投げきってくれた「平成の怪物」の勇姿に慄え立たない者はいなかったと思う。 イチローは「戦友」として最大限のリスペクトとシンパシーを大輔に感じる所以でしょう。
WBC再び
今また、あの熱い戦いが4ヶ月後に帰ってくる。
国と国のプライドを賭けた戦い。
(Hot Warはスポーツの世界だけにして貰いたい)
愛国心と忠誠心がなければ、メンタルも身体も持たない。
ギリギリのところで勝敗を決めるのは「母国の為に勝ちたい」という想いの強さ。
レギュラーシーズンでもなく、年俸にもハネ返るワケでもない。
言葉を選ばずに言えば「滅私奉公」
そんな思いを強く持つ選手が多いチームが勝つ。
危険な思想だと斜に構えて言う人は、そもそも、WBCの世界に入って行けない。真の意味で楽しめない。
嬉しさも悔しさも日本全体で一丸となって共有出来る。
(喜びを爆発させる王監督。世紀の誤審から不死鳥の様に蘇ってくれた王JAPAN‼️)
国境のない世界などないのですよ。
大谷がWBC出場したいという「お気持ち表明」してくれた。
日の丸🇯🇵を背負って戦える名誉。
彼もそれを希求するイチローや松坂の心意気を継ぐ、熱いハートの愛国者である事が解り本当に嬉しい。
漸く野球にもその舞台が提供されたWBC。
15年の歳月を掛けて、また日本が「真剣に取り組んで」大会の価値を地道にアピールして来たからこそ、今の姿がある。
ワールド・シリーズは「名前だけ」
そんな評価が定着する日が来るのもあと少しでしょう。
国を背負って戦う。富も名声も得た漢たちにとっても「これ以上の栄誉」はない。それは日本だけでなく、世界共通だと思う。
アメリカも連覇へ向けて特に野手は「ガチの史上最強メンバー」で来るからこそ、日本の三大会ぶりの栄冠を願ってやまない❗️
ライオンズからも、おそらく源田壮亮が選ばれると思いますが、縦横無尽に活躍し、国際試合ではとても大事な「守り切る」野球に大いに貢献して欲しい。
(出所: 埼玉西武ライオンズ公式)
そうそう、森友哉も"オリックス"から出場する事になるのでしょうが、侍ジャパンでは同チーム。
利害を超えて精一杯、彼を応援したいですね。