もう一回り以上も日本一から遠ざかっている名門、かつての常勝軍団・西武ライオンズ。
連続Vを果たしながら、今一つホンモノになり切れず、(以前よりは後向きの理由での離脱は減ったが)主力選手が次々と抜け、昨年は最下位。
掴みかけた「名将」の名声も損なわれてしまった感のある辻発彦監督。
今の屈託のない明るい陽キャ集団が、のびのび野球をする姿は、かつてのライオンズ黄金期(野武士野球や管理野球)とは全く違う姿で、オールド・ファンには驚くばかり。
染髪も髭もお構いなしで「厳しさが足りない」という昭和世代からの批判もあるだろう。
しかし、令和の主役"Z世代"を束ねていくには、現役時代の姿からは想像もつかない今の辻さんのマネジメントスタイルが合っているし、今のライオンズの「和」を見ると、本当に素晴らしいチーム(結果は未だ伴っていないが)に仕上げてくれているとつくづく思う。
控えの山田遥風や山野辺翔が、こうして、お調子者キャラを発揮して明るいムードを作れるのも、全てはこれを許容して受け止める監督の「器量」「人徳」ですよね。
どことは言いませんけど古い体育会気質丸出しに選手を萎縮させるだけのマネジメントには一つも共感出来ません。
この陽気なライオンズ・ウェイが認められるのも結果が伴ってこそ。
交流戦明け、「揃ってきた戦力」で猛チャージをかけて、着実に貯金を積み上げていって欲しい‼️
そして秋には「完全体」で、辻さん個人としてもチームとしても悲願のリーグ優勝から日本一奪回❗️
それが戯言ではないだけの総合力がライオンズには備わって来ていると思うので。
そこに辿り着けて初めて「名将」の名を確たる者に出来るし「本も出ます」よね🤣
緒戦はエースが名誉挽回❗️
(エース格とのマッチアップが続くのは宿命。そこを乗り越えて往くのが"エースの道")
相手は調子を上げてきたオリックス。やはり、山本&宮城はソフトバンク戦に回す格好となりますが、それでも隠れ防御率No.1男・山岡や後に続く先発陣も強力。
ここを叩いてこそ、勢いもつくというもの。
開幕三連戦同様、打線の奮起で勝ち越しを「最低限」としたいですね!