遂にオフィシャルコメントで、「獲得に動く」との宣言。
拙ブログでそのメリ・デメについては述べさせて頂いたが、
メリット>デメリットという考えで、獲得に動くべきという思いも変わりません。
ただ、外野手育成の長期的展望だけでなく、その後、森友哉が、ああした残念な形で自爆離脱💣❤️🔥した後で考えると、森友哉の今後という文脈も絡めて考えないといけない様な気がしてきました。
(出所: 朝日新聞)
この事件で森友哉の捕手としての『適性問題』が再燃・クローズアップせざるを得ないと思うからです。
令和のブルガリア事件を「怪しからん」という精神論の一言でそう言っているのではなく、未熟さを恥じて反省し、チームに掛けた迷惑を倍返ししようとする森友哉の後半戦の活躍を、私自身、本当に期待している者です。
炭谷が出るに任せて、森友哉という「打てる捕手中心で行こう!」という方針が明確になった筈の中で、柘植や牧野、古賀、斎藤など将来を期待出来る捕手を続々と獲得してきているライオンズ。
その裏では森友哉FA残留の条件の一つとして「野手転向」密約の様なものが水面下である様に穿ってみてしまうのです。
既に柘植と牧野は芽が出て、森不在を守りでは十分過ぎる程補う展開になっているし、それは幸か不幸か現実味を増して来ている…。
過去にこういた経緯があったのは事実だろうし、
本当に捕手とは森の得意な事なのだろうか?と。
ビジネス界でも人材マネジメントの要諦として、得意な事をやらせ伸ばしていくのが主流の考え。
昭和・平成の時代は苦手な事、弱点の克服をサポートするという事に力点が置かれてましたが、その非効率性さを待っていられない程、環境の変化が速い現代。ウィークポイント克服型の人材育成が、そぐわなくなって来ている中、野球界とて同じでしょう。
利き手と、利き手でない方の両方で同時間内に名前を書かせて、書けた数で、それに気づかせるなんていうプログラムがあります。
森にとって打撃が右手(得意な事)で、捕手は左手(苦手な事)であるなら、今後は「得意な事」に特化させて球史に残る様な「記録を作らせる」方向で考えてあげる(吉田と常に首位打者を争う様な)。
それが出来る逸材だからこそ「天才」の称号が与えられているワケであり、どっちつかずで終わるのは誠に勿体ない。
リードという余計なストレスを本人にもかけない事が、球団価値の最大化に繋がるのであるなら、森友哉の外野手コンバート又はDH起用というのは理に適った上策になってくる。
秋山翔吾獲得についても十分考慮に入れないといけない点になってくる訳です。。。
来シーズンを見据えた時に
何にしてもファンが期待を込めて盛り上がって来たライオンズ外野戦争🪖は一気にモメンタムを失って萎んでしまう事にはなる。。。
若林(仮置き)の一席を巡って、ドングリーズ(ドングリーズ二軍達)+金子、栗山というベテラン勢の争い。。。
これは明らかに過当競争で「トレード」なども視野に入って来ますね。
フロントが、このような状況を初めから視野に入れていたのであれば、ソフトバンク・福田の時は動いたのに、日ハム・西川にはピクリとも反応しなかったのも、支配下枠を埋めないのも、もう一人外人を補強に行かなかったのも腹落ちしますね。
秋山情報と、あるべきGM像
秋山翔吾メジャーへの雄飛について、一縷の残留希望を抱いていましたが、西武グループのインサイダー情報❓🤣が、間接的に聞こえてきて「既定路線」みたいな話でガッカリし、実際、その後その通りになったのが記憶に新しいです。
今回はどうか?
既に公開情報になってますので、あとはツメの厳しさを期待したいですね‼️
彼の手腕がなければ西武のソレもホークスのソレも無かった…。
一方、現GM。
ネットではネガティブな声を聞きますが、ここまで「非常に良くやっている」と個人的には思います。
ライオンズ黄金期の若手を影で仕切っていたのは工藤公康ではなく、渡辺久信だったという、案外「したたか」で「しっかり者」のナベQさん。
今回は、傍目に難易度はそんなに高くないでしょうし、確実に射止めて下さいねー。
そして、
General Management
の真髄は、
Hiring(獲得)だけではなく、retaining(引き留め)にもある。選手の希望とチーム力(球団価値)の最大化の適正な組み合わせでベストなチーム作りをしていく。
タレントマネジメント
ですね。本当に難しいけどやり甲斐のある仕事でしょう❗️
寝技師とか剛腕とかのイメージが付き纏っていたが実は人間味にも溢れていた根本さん。
ナベQさんにも是非そうなっていって欲しい。
秋山翔吾復帰のお膳立てが出来るか、その後のチームのデザイン(森の心の声を聞きながら適切に導き残留させる事を含む)をどう描いていけるか。
試金石といっていいでしょうね。
こんな因縁もあったんですね。
⚾️最後までお読み頂きありがとうございました🙇🏻