連敗阻止。柱の一本が最低限(敢えてそう言わせて貰う)の仕事をして、新打線も機能、結果を出しての勝利。
しかし、功労者・骨と牙への風当たりが一向に止まない状態が続いているのは何とも悲しい。
中村剛也は自打球で大事を取ったのか針の筵から一旦降りた…
一方、栗山は?
骨こと栗山巧
プロスポーツの世界は残酷だ。
過去にどんな実績があろうと、技術をもっていたとしても、身体能力があったとしても、いまその一瞬の個々の勝負が全て。
ミスター・ライオンズの看板を背負うものが、
まるで素人がプロに嬲られている様な絵姿で今日も今日とて「見逃し三球三振」。
(オープン戦は、この記事の様に、それなりに好調だった。抜かりない準備をしてきて辻監督も全幅の信頼を置いて送り出した筈なのだが。。。だから今も、信じて使い続けている)
プロの中でも折り紙付きの選球眼を持っている筈の男が、なす術もなく無気力の様に、(見逃し)三振に倒れる姿が目につく。
振りも鈍く見えるし、身体のキレも素人目にも感じられない。
何よりも精気/覇気のなさが気になる…。
余りに淡白になってしまった「骨」の姿に
灰になってしまったのか?
とさえ訝ってしまうバーン・アウト的な姿…。
単なる一ファンの見え方に過ぎないが、ここまで精彩を欠くのはどうしてなんだろう?
これまでも不調の時はあったが、ポーカー・フェイス的な中にも、何か、
心の奥で燃え盛るもの
を常に見せて来てくれた栗山巧。
モチベーションを見失ってしまった?
自他共に認めるミスター・ライオンズ。
責任感の強さやプロ根性でも、文字通り「名球界」。二年連続のチーム低迷の中で思う所は人一倍強いとは思うが、ここまでの実績と実力の選手となると、
ここ(2000本安打達成)からの闘いって、自身の心との闘いなのだろう。
口では単なる通過点と言おうと2000本安打ってとてつもなく大きなマイルストーン。
栗山巧をもってして「何か一区切りついてしまった感じ」なのだろう。
その後に強いモチベーションを保ち続けるには、新たな目標の設定が必要、だと傍目にも思う。
プロ野球選手なら誰しも「チームの日本一」にそれを置く事は自然だし、個人的な記録の達成から解放された栗山なら尚のこと、そこから逆算して自分の貢献を考えていく事になると思うのだが…。
その実現可能性を本気で信じて念じてやってるのか?
と、穿って見てしまうのは愚かなことだと承知しつつ。。。
やっぱり、カッコいい。僅か一年前の姿よ。。。
www.youtube.com
奮い立たせる要因になるどころか負のスパイラル状態。。。
この二人のレジェンド・プレイヤーがドン底の不調時に割って入る若手が全くいないのが、実に情けないのだが。。。
骨と牙の明らかな衰えが健全な新陳代謝を生むどころか、ライオンズが立ち枯れていく象徴となってしまいそうな気配が本当に悲しい。
個人差はあるが年齢的に、衰えは毎年坂を転がる様なキツさがあろう。
そこを踏み留まるのは野球愛とモチベーション。
https://m.youtube.com/watch?v=v_x9Cpa6soM
https://bunshun.jp/articles/-/14437?page=1
「ライオンズ愛のようなものが芽生えたのは、プロで初めて優勝した2008年かな」「パレードで喜びを知って『もう一度優勝したい。この球場でやりたい』と思った」
そして2018・2019と連覇を成し遂げたが、日本シリーズにすら出れない屈辱を味わった…。
前者はライオンズ愛を含めて申し分ない。
後者は…??
それを疑う余地のないキャンプからの取り組みだったのだろう。しかし心の内の微妙な本人しか分からない変化はないか?
杞憂に過ぎない事を願って止まない。
骨と牙がいるうちに、もう一度ペナントを勝ち取り、日本一に返り咲く。
そこで燻銀の様な「骨」の活躍をファンは見たいんですよ‼️
その為にはこのベテランの心に再度🔥火を灯し、本気にさせる、若手の躍動、頂点を本気で目指す必死な姿が欠かせないと思う。
頑張れ!伸び悩みの「若」獅子たちも。
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ついでに本題とは全く話は逸れますが、勝ちはしたものの最終回の源田のポカが気になる。
サラリーマンでも「らしくない」ミスをする部下は、体調不良か家庭不和などから来るメンタル面の変調を疑いますよね。
今年の源田は、表情からして明らかに変だと思う。
育児休暇が必要❓
そういうレベルの問題ではない❓
ライオンズの実は骨牙問題と並ぶ、大きな不安要素かもしれない。