ライオンズ70周年記念イベント
1.プロローグ
二度目の連続休暇はコロナウイルス🦠(武漢肺炎)禍もあって、実質自宅待機みたいな…
しかし、子供は急遽、学校休みになるし、カミさんは、このコロナ禍の中、海外へ高飛びで居ないわで「主夫業」に専念。
期間限定の、我がライオンズの開幕前企画がカッコ良すぎて、居てもたっても居られず、池袋迄遠征♬
ジャングル大帝レオが早速、お出迎え。
懐かしい〜。
うゎー、これは凄い。本当にジャックされてる。
新宿線・拝島線でも70周年記念L-train運行開始!特設サイトでは松坂投手と東尾修氏の特別対談&投票企画も実施中!|埼玉西武ライオンズ
70周年を記念して駅から電車に至るまでライオンズ70周年一色に!所沢エリアを中心に埼玉西武ライオンズをもっと身近に感じていただけるよう、期間限定で「池袋」駅、「所沢」駅、「西武球場前」駅で70周年記念装飾を実施!さらに、往年の選手や現役選手の迫力のある写真を三代目「L-train(エルトレイン)」にラッピングし、3月9日(月)より運行を開始しました。また、西鉄ライオンズ、西武ライオンズ、埼玉西武ライオンズのユニフォームも掲出する中吊りジャックを期間限定で実施。ぜひ、70周年の歴史を感じてみてください。
ガォーッ!
やっぱりライオン🦁はいい。
ライオンズという名前も大好き。
(鳥さんじゃぁ、しまらない(笑))
往年の名選手達と現役のタレント軍団。何もみなクールで、暫し立ち尽くして見入ってしまいました。
名門常勝軍団・ライオンズ70年の伝統。
まさにSpirit Of King が綴られた歴史。
2.ライオンズ伝説の系譜
パネルに取り上げられた選手は微妙な思惑や敵チーム現役は外すなどの配慮を当然感じますが、一オールドファンの「独断と偏見」でここに付け足し&ペアリングしちゃいます🍀🌞
先ずは、個人的にはこの方々を抜きにライオンズファン歴を語れない。
大のタイガースファンだった自分がライオンズファンに鞍替えしたのも、大好きだった田淵幸一 さんの電撃移籍があったればこそ、なのです❗️
野村克也さん以来の「打てる捕手」。数字が示す様に、しかも広い甲子園で本塁打王をあの世界の王と競って奪った本物のアーチスト。
西武に移ってからも怪我には泣きましたが、日本シリーズで江川から打った一撃は決して忘れられない本塁打です。
そして、その田淵を継ぐアーチストは秋山幸二。スピードスターでもあり、田淵とは全く違うタイプのアーティストですが、真似の出来ない弾道は「Gifted」埋めようのない天賦の才を感じさせるこの二人。
助っ人も超弩級だったライオンズ。スティーブ・オンティベロスも凄い選手でしたが、やはりこの二人でしょう!
オーレは、本当にカッコ良かった。日本人選手を含めても三番指に入るマイベースボール⚾️ヒーローです。
スイッチヒッターで左右どちらでも一発アリ。相手はこんなやりにくい相手はいないですよね。
カブレラのパワーも桁違い。シンガポールから帰国した年のシーズン、王監督の記録を破るのを見たくて東京ドームへ駆けつけたのが懐かしい…。
神様・仏様・稲尾様という、流行語をジャイアンツ との日本シリーズ死闘・3連敗後の4連勝で残した鉄人・稲尾。
そして唯一の永久欠番24。
そこに並び立つ資格がある男は、日本球界の歴史の中でも、松坂大輔しかいないでしょう。
高校時代の史上最高とも言える華々しい実績とプロ入り一年目からの度肝を抜く活躍。そしてあのWBCでの輝き。
ライオンズが誇る正真正銘の至宝エース投手。
世紀が改まり、日本に帰って来て初めて彼の投球を「西武ドーム(初めて行った)」で見れた時は本当に感激した。
ガン表示が同じ148km/hでも、松坂の後に投げた西崎の球とはまるで違っていた事に驚いた。「そういう事なんだよね」と妙に納得した。
衰えたりとは言え、彼が帰ってきてくれたのは本当に嬉しい。
早く球場に駆けつけて出来れば復帰第一勝に立ち合いたい♪
バブル期の申し子、と言ったら失礼だか、ライオンズ黄金期は、それに重なる。
この二人もトレンディコンビなどと持て囃されていたけど、圧倒的な実力が伴っていたのが憎いところ…。
「左右のエース」
がライバル意識を露わに切磋琢磨していた事も、黄金期を支えた投手王国が盤石だった所以。85年の日本シリーズでバースに一発喰らった「坊や」(何やねん!って感じでした)は、翌年の広島とのシリーズで大ブレイク。押しも押されもしない、此処までの大投手になるとは思いませんでした…
やはり、ここに清原和博がいない事が、残念でならない。時計の針は元には戻せないが、多くの人の期待を裏切った天才打者には時間を掛けて身体を綺麗にして信用を取り戻し、いつか所沢に戻って来て欲しいと願ってやまない。
その背番号「3」を今年から継承する山川穂高
二年連続本塁打王に胡座をかく事なく、更なる高みを目指す、ネアカの沖縄が生んだ最高傑作アーチストは現在の球界の宝ですよ。
こんな凄い打撃は、この男のスイングからしか見れない。栄光のライオンズを去っていった浅村とかいう打者も凄かったが、この男には敵わない。
にして欲しい。それが出来る逸材だと信じてやまない。
強いチームには強烈なセンターラインが存在する。黄金期のライオンズを支えたセンターラインの要、韋駄天・辻発彦。
いやらしい選手でした(味方としてはこんな頼もしい存在は無し)が、今や現代っ子のタレント達を束ねる好好爺。三連覇と悲願の日本一奪回で名将の域に達して欲しい。
そしてそれを嗣ぐ者として文句ないのは、源田壮亮。
本当に凄いディフェンス。この源田の守備を観るだけでも球場に足を運ぶ価値があります。
負け試合ですら、何回も彼のファンタスティックな守備を観れた感動だけで満足♪と思えた凄い奴です。
辻と違って「人が良すぎる」のが攻撃では目につき、物足りなさを感じる事もありますが…。
2.7. 豊田泰光 & 外崎修汰
西鉄ライオンズ野武士軍団の象徴的存在、故・豊田泰光さん。ライオンズナイターの解説者としてしか知りませんが、現役時代のワイルドな感じとは異なり、クレバーな方でした。ここに何故登場していないのかは甚だ遺憾ですが、外崎修汰と共に取り上げさせて貰いました。
水戸と弘前で違いますが、どちらも「地方の曲者」って感じかと。
スーパーユーティリティープレイヤーとして侍JAPANに欠くべからざる存在と言わしめる男の、ここ一番でのパンチ力(アップルパンチ🍎)とメイクドラマな意外性の魅力。個性的な応援歌と相まって、不思議な魅力に溢れる、ジョーカー🃏的存在、外崎は愛して止まれない存在。更に飛躍して欲しい〜。
2.8. 郭泰源 & 今井達也
オリエント・エクスプレス。
郭泰源が入団した時は本当にセンセーショナルでした。メジャーでさえ155km/h出せば速球派だった時代、158km/hの触込み。
不世出の大打者・落合にも、速球自慢の同僚エースの渡辺久信やバッテリーを組んでいた伊東勤にも「No.1」と言わしめているので、ほんまモンの「バケモノ」なんでしょうね。
スリークォーターのゆったりしたフォームからエグいキレの速球とスライダー。「手抜き」と言われてましたが、あの華奢な身体で本気で投げ続けていたら壊れちゃうのを本人が一番知ってたのでしょう。
もう一度、タイゲンの本気の投球を見たいです!
この圧倒的な才能に比肩出来る可能性があるのが、今井達也と思ってます。鍛えれば球はまだまだ速くなるし、変化球のキレも郭泰源に並ぶ潜在力は十分。
大化けして欲しい期待の星。
現役時代の強打者ぶりもさることながら、「強打のライオンズ」の伝統を作り上げた功績は余りにも大きい、土井正博
「しっかり振り切る」
このシンプルな命題は、キチンとした体幹の強さがなければ成し遂げられない。
どんな球でもフルスイングさられば投手は気持ち悪い、怖い。
男らしく今日もフルスイング!
野武士軍団から山賊打線に続く伝統。
同じフルスイングでも「力み」と皆無なのが、ユルユルグリップ、打撃は「メッシャミーン」という感じ、という、田淵に匹敵する天才アーチスト、おかわり君こと、中村剛也
彼のホームランはあまりにも美しい…
球場で見れた時、幸せになれます。
現役レジェンドプレイヤー。
一年でも長くプレイして欲しい。
炎🔥のストッパー、守護神と言えば、豊田清の右に出る者はいない。
大魔神・佐々木に迫る輝きを放っていた全盛期。黄金期に居たら当に鬼に金棒だったでしょう。
この豊田の跡を追うのは間違いなく、増田達至。ショボい変化球はご愛嬌として、現代野球において「唸るストレート」一本でクローザーとして成り立っているのは、お見事としか言いようがない。
三連覇には、彼の活躍は必須。
2.11 松井稼頭央 & 金子侑司
ライオンズ史上屈指のスピードスター、松井稼頭央と金子侑司。
スイッチヒッターである事も共通点だが、決定的な違いはパワーと打力。
あのイチローも認める、松井稼頭央のフィジカルの強さと速さは別格ではあるが、スピードでは金子も負けない。
今年は課題の打力もレベルアップさせており、秋山翔吾の後のリード・オフマン定着を狙う。
それが叶った時、三連覇は現実に近づく。
2.12 鹿取義隆 &平井克典
使い減りしない?サイドスローの名投手。
よく似てますね、この二人。
鹿取はワンパターンを揶揄する表現として当時流行った、王監督の
「ピッチャー鹿取!」
のイメージが強烈で私の中では今でもジャイアンツ の選手という思いが強い。
酷使はライオンズに移ってからも同じで、連投に耐えるタフガイ。身体は小さいのに、ストッパーとして長く働けた名投手ですね。
それを彷彿とさせる、平井克典 も世間が言うブラック起用を物ともせず黙々と連投する潔さと自己犠牲の精神は、見る者を感心を通り越して「心配」させる。
キレキレのスライダーは素晴らしいものの、疲れてキレがなくなると途端に安定感を欠く、引き出しの少なさは鹿取の域迄は、まだまだ遠い道のり。
頑張って欲しい!
そして、天才・森友哉。
もしかしたら今、一番バリューの高い野球選手かも知れない絶滅危惧種、
「打てる捕手」
捕手としては、あの古田以来の首位打者を獲得し、伸び盛りの男。素人目に見てもその打撃センスは尋常ではない。バットコントロールとスイングスピードは、破茶滅茶な言動とファッションと相まって、見る者を楽しませて止まない。
そんな森と個性やスケール感で見劣りしないのは、怪童・中西太さんを置いていないのでは?
ピッチャーライナーだと思った打球がそのまま、上昇してライナーでバックスクリーンに飛び込むなんていう逸話。そんな芸当は、太っさんしか出来ない。
野武士軍団が弱小化した後、淡々と頑張り続け、類い稀な投球術とコントロール、全く無理のない淀みのない投球フォームを完成させた 技巧派の雄、東尾修。
球は速くなくてもコントロールと投球術で幾らでも勝てる事を証明した功績は大きい。
桑田をして「ボール半個の出し入れで勝負出来る」と言わしめている。
あのマダックスを見て思ったのが、東尾ソックリ…。全く力みのないフォームから緩急高低左右に揺さぶり、微妙に打者の打ち気を外したり、時にインコース攻めで威嚇する。
タイプは全く異なるが、立ち位置的に東尾の存在になって欲しい、大器・高橋光成
ストレートはそれなりに速いがそれだけで抑え込める程ではない。
東尾がスライダーなら光成はスプリット。
是非、大先輩の投球術、スタイル、コントロール(それを生むフォーム)を見習い、大化けして欲しい。
そして、トリはこの漢たち。
キャプテンシーの発揮ってアマスポーツと違って、プロスポーツは本当に難しいのだと思う。
この二人は誰もが認める、名門常勝軍団・ライオンズの永遠の精神的支柱だろう。
実力もさることながら、厳しい中にも独特の愛嬌であったり、男の色気であったり。
私生活では対照的な二人だが(笑)。
昨季、某情けないゲーム展開に一人、自らのバッティングで気合を入れてファンに無言で答えていた栗山巧の男前な姿は、決して忘れない。
【動画】西武・栗山巧 ロングインタビュー③「球団通算最多安打更新・2000本達成への想い」 - スポーツナビ「TV TOKYO」
そして、苦しい時、厳しい展開で石毛宏典ほど頼りになった男を私は知らない。
3.エピローグ
引き続くコロナウイルス🦠禍の中、開幕は先になってしまい、しかもそれすら見えない現実だけど、開幕が本当に待ち遠しい。
開幕が遅れる程、戦力が揃ってくる絶対王者・ソフトバンクと、パリーグ連覇の好調ライオンズの2チームをマークしないといけないパ・リーグ他球団は、ホントしんどいだろうね…。
どちらのチームをマークしてくるか、昨季はホークスにマークが集中した間隙を縫っての優勝の感は強かった我がライオンズだが、オープン戦等の好調、若手の成長も含めた戦力の揃いぶりを見ると、ライオンズのマークもスタートから、相当キツいものになりそうな雰囲気はある。
そこを乗り越えて三連覇の偉業を達成して欲しい❗️