いちいち人の為とか、何々の為だとか称して何かする人の言動には、眉に唾をつける事にしてきた。
人間は所詮、利己的な生き物ということだと思う。
よく言う「利他」は結局の所「利己」(自己満足)の一形態に過ぎない。
ここを喝破し、綺麗事を言わないところに「世界の王」の洞察力の凄味を感じる。
一方で実際この人と接する恩寵に預かった人の口からは、尊敬と感謝の言葉が溢れているのは、究極の利己 (利己を追求する結果、他人もハッピーになる)の体現者だからだろう。
(人生と経営に役立つ名言・格言・いい言葉)
自分のためにやるからこそ、それがチームのためになるんであって、「チームのために」なんて言うやつは言い訳するからね。オレは監督としても、自分のためにやってる人が結果的にチームのためになると思う。自分のためにやる人がね、一番、自分に厳しいですよ。(王貞治)